なぜBESSは新商品に「まぬけ」と名付けたのか?【開発コンセプト秘話】
こちらのnoteでもご紹介したBESSの新商品「間貫けのハコ」。
プレス発表や広告,SNSでの発信をする中で、続々と様々な反応をいただいています!
「縁側のある暮らし、いいですね!」
「うろこの外観、かわいい!」
「まぬけとは、BESS、そうきたか!」
特に反応があるのは、やはり「間貫け」というネーミング。
「家に"まぬけ”って、どうなの??」
「本当にこの名前で行くんですか…?」
社内でも賛否両論ありましたが、今回のnoteでは、新商品「間貫けのハコ」の「間貫け」の部分によりフォーカスを当てたいと思います。
「間」や「ヌケ」は、BESSの家に通底するコンセプト
息もつけない昨今の世の中、「間」や「ヌケ」といった心の余裕、人やものとの距離感を大切にしたいという思いは、別の記事でも書きましたが、
「間」や「ヌケ」は空間づくりにおいてもずっと大切にしてきた要素です。
空間を細かく仕切らないリビングやロフト、
外とのつながりを生み出す土間やウッドデッキ、
光や風が通り抜ける吹き抜けや大きな窓…
効率や機能性よりも、"無駄こそ大事”。
おおらかさや、そこで過ごす時間が気持ちよく過ごせるかどうか。
そんな「間」と「ヌケ」を大切にした空間設計は、これまでのBESSの家に脈々と息づいてきた考え方です。
「ヌケ」に「貫」をあてはめた理由
建築用語で、材と材の間をつなぐ水平材のことを、「貫」といいます。この「つなぐ」材=貫にあやかって、間があって、ヌケがあるこの家は、家と庭、人と人、人と自然…それぞれを「つなぐ」家でもありたい…
そんな思いから、「ヌケ」には「貫」を採用しました。
まぬけ"な”ハコではなく、間貫け”の”ハコ
BESSでは商品開発や各地のLOGWAY(展示場)のモデルハウスを設える際に、住人像もイメージします。
著名人で言うと誰だろう?どんな価値観で、この空間をどう使うだろう?
そんなことを延々と議論します。
この家でイメージしたのは、直感を大事に、本質的で賢い選択ができる人。
縁側を中心にした、「間」と「ヌケ」のある空間の中で、自然体でおおらかな暮らしを楽しんでもらえたら…そんな思いを込めています。
だから、「まぬけなハコ」ではなく、「間貫けのハコ」なんです。
全国のBESSでは、パンフレットのほか、火を囲んだり、珈琲やお茶を淹れて楽しめる「まぬけ いっぷくコーナー」もご用意!
ぜひ遊びに来てくださいね~!
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