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「間取り」に対する固定観念をとっぱらってみよう!という話

もし、あなたが今新しい家に暮らすなら、どんな間取りにしますか?
「リモートワークでも集中できる、書斎が欲しい」
「将来、子どもは3人欲しいから、子どもの分だけ個室は必要かな」
「両親や友人が泊りにきたときの客間もあったほうが…」
夫婦二人なら2LDK、4人家族なら3LDKは欲しい…ついつい、「〇LDK」という『個室の数』で考えがちかな、と自分も含めて思います。
『いい間取り』『間取りのセオリー』に関する本もたくさんありますよね。

でも、それが果たして自分にとって、家族にとってのベストな間取りなんでしょうか?
間取りに対する固定観念から解放されたら、もっと自由に、フレキシブルに暮らしを楽しめるのでは?!

今回のnoteでは、日々、BESSの家や、ユーザーの暮らしぶりを見ていて、「間取り」ってそこまで重要ではないのかも??と感じたことを書きたいと思います。

小さく建てて、大きく暮らす。

BESSの家や暮らしに対する考え方のひとつです。
大切なのは家の大きさではなく、その家でどう楽しく暮らしていくか。
家は大きくなるほど、お金がかかる。
それよりも、小さくても、家の中は細かく仕切らない大空間があったり、小さいぶん、家の外で、庭やデッキのある暮らしを楽しむ。
小さく建てた方が、むしろ自由な発想で、家の中も外も、遊びごころが大きく広がる暮らしが楽しめる、という提案をしています。

‟間取りに合わせる”のではなく、‟したい暮らし”に空間を合わせていく

取材等でBESSの家に暮らすユーザーにお話を伺う機会がありますが、色んな方からよく聞くのが、
「個室もありますが、結局薪ストーブの周りにみんな集まるんですよね」
「ウッドデッキや庭を広くとって正解でした!」
「BESSを知る前は、部屋ってあるもんだと思ってたんですよ。BESSに行って、なくてもいいんだってことに気付かされました。壁が必要になったらのんびり楽しく作ればいい。
というような、自分たちの暮らしに合わせて柔軟に空間の使い方を変えているというエピソード。

壁や収納のない大空間を自由にレイアウト

こうしたユーザーの暮らしぶりを見ていると、「キッチンは絶対対面のほうがいい」とか「必ず子ども部屋は必要」など、「こうすべき」という枠から外れて考えてみてもいいのかも、と実感します。

家族のかたちややりたい暮らしは変わるもの。

我が家の1階には、「将来子どもがそこで宿題できるように…」とカウンターテーブルを設えたのですが、その場所はフルリモートとなった夫のワークスペースを経て、お絵描きスペース兼物置き、になってしまっています。(結局子どもはダイニングテーブルで宿題をやっています…)

…というように、その瞬間は「このレイアウトがベスト!」と思っても、どうしたって家族の成長や周りの環境の変化に伴って、その時々で‟最適解”は変わるものかなと思います。

ゆるやかに用途を分けたロフト空間

「変わるもの」という前提ならば、「変えやすい」ほうがいい。
壁を後からDIYで作ったり、家具でゆるやかに仕切ったり。
家族みんなで手を動かす楽しさや、自分たちのアイデアを加えていける楽しさがそこにはあると思います。

子どものワークスペースアイデア
家族の気配を感じられるひとつながりの空間

もちろん、暮らしのかたちは人それぞれ。最初から部屋を区切るのも、全然あり。ですが、一旦「こうあるべき」という枠を外してみると、もっと自由で豊かに暮らしは広がっていくのではないかな、と思います。間取りに限らず、家族や子育て、働き方、すべての価値観に言えることかもしれないですね。

全国のLOGWAYでは、色んな家族や暮らしを想定したモデルハウスの設えが。ぜひ「ありたい暮らし」の参考に、遊びに来てください!予約は不要、いつでもウェルカムです!

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