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「住む」より「楽しむ」家って??ブランドスローガン誕生秘話

「暮らしを楽しもう!」…だけじゃない。
今日は、BESSのブランドスローガン、
〈「住む」より「楽しむ」BESSの家〉
に込めた思いをご紹介します。

BESSの前身、「ビッグフット」の話。

まずはブランド名の由来からお話したいと思います。
1986年、ログハウス事業をスタートしたときには、「ビッグフット」というブランド名でした。

きっかけは、知人が別荘を建てるとのことで、輸入を手伝い一緒に組み上げたログハウス。無骨だけれどあたたかいその姿に未来への予感を感じ、心躍った創業メンバーが、『これを仕事にしよう!』それが事業の始まりでした。

ブランド名にしたのは、カナダの伝説の雪男、ビッグフット。
身長2メートル以上、体中毛むくじゃら。一見怖そうだけれど、人を襲ったりすることはなくて、人間からも親しみを持たれる存在。
「おおらかで、気のいいやつ」。ログハウスにも似合う語感。そんなところが気に入って、BESSの前身、「ビッグフット」がスタートしました。

ビッグフットのロゴ&愛すべきビッグフットボーイ

住宅ブランドから“暮らしブランド”BESSへ

「自然派個性住宅」というキャッチコピーのもと、時にはさまざまな規制にも挑戦しながら、自然を身近に楽しむおおらかな暮らしを提案してきました。

そして累計10,000棟を目前にした2008年、「木の家ブランド」から、「暮らしブランド」を目指そう!とブランド名を「BESS」に。

BESSとは「Bigfoot・Essential・Slowlife・Spirit」の略称。
ビッグフット(Bigfoot)時代から大事にしてきた、『自然体の、本質的で飾らない(Essential)スローライフ(Slowlife)』。テクノロジーが発達したこの時代、薪ストーブにしろDIYにしろ、スローライフを楽しむには、それなりの心意気(Spirit)がいるもの。
BESSというブランド名には、ずっと変わらない、そんな思いがこめられています。

こうして誕生した「BESS」。そして、「個性的なデザインの家」という入口だけでなく、もっと、BESSの性格・価値観に共感してもらえる人に、こころ豊かな暮らしを楽しんでもらいたい。そのために、ブランドの立ち位置を示せるようなメッセージを発信しよう。それが、〈「住む」より「楽しむ」〉です。

ブランドスローガン誕生時のブランド広告。

〈「住む」より「楽しむ」〉は、BESSの立ち位置

それはたとえるならば、
「いいクルマ」よりも、「楽しいドライブ」
「おいしい食べ物」よりも、「おいしく食べる」

BESSが大切にしたいことは、それに近いことかなと思っています。

どれだけ見た目がかっこいいクルマでも、走らないものはクルマとしてかっこよくない。家だって、暮らしという中身が伴わないと単なる箱になってしまいます。

「何のために家はあるのか?」
「家族が幸せになる家ならいいな」
「どんな家なら幸せになれるだろう?」
そうやって、「住む」のその先を、ずっと考えてきました。

「住む」ことそのものが目的なのではなく自分の意思で日々を、人生を「楽しむ」ために住もうよ、という思いが、このブランドスローガンには込められています。

感性ゆたかに、自分の意思で暮らしをとことん「楽しむ」。
家はそのための道具であればいい

そんな思いに共感してもらえる人をもっと増やしていきたいなと思います。

【今回の書き手】BESS note編集長 ウエダ
4月は始まりの季節…初心に立ち戻り、また新たな一歩を!ということで、今回はブランドスローガンをテーマに選んでみました。
私の新生活はといえば、上の子が4月から小学生に。永遠に終わらない名前シール貼り、学童のお弁当作り…バタバタのスタートを切っております。
みなさま、よき新生活を!

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