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『人間は元気ですか?』代官山・ BESS MAGMAから発信したいコト

「戦後、日本は急速に経済が発展し、人々の生活は昔に比べてずっと豊かになった。では、それで日本人の笑顔は増えたのだろうか?」
代官山にある「BESS MAGMA」の開設検討会議で、社長の二木がメンバーに投げかけた一言です。

【今回の書き手】BESS note編集部 せしも
BESS MAGMA開設プロジェクトのリーダーを務めました。BESS MAGMAオープンに際し、たくさんの挑戦や失敗がありました。今回は、その中で私が一番印象に残っていることについて、お話しします。

代官山の‟ BESS総本山”のリニューアルプロジェクト

2018年の終わりごろ、20年以上前から代官山の地にあったBESSの単独展示場「代官山 BESSスクエア」を大改修しようという話が持ち上がりました。
これまでBESSがやってきたことや、私たちが大事にしたい価値観を全てを注ぎこんだ、どこでも見たことのない場をつくろうと、ブランド・建築・営業など、様々な分野のメンバーが集まり、プロジェクトチームが組まれました。

「全国LOGWAYの総本山をつくろう」
暮らし文化の発信基地にしよう」
外国に日本文化の魅力を発信しよう
移住のメッカを目指そう」
様々な意見が飛び交う日々。そんな中で投じられたのが、冒頭の「日本人の笑顔は増えたのか?」という言葉でした。

BESS MAGMAに掲げる「感性よ、噴火せよ。」のメッセージ

豊かさとは何か?

私は、栃木県の田舎で育ちました。
子供時代(約30年前)を思い起こすと、自然以外になにもないところで不便も多かったけれど、家族や地域の人と助け合い、泣いたり笑ったり怒ったり歓びあったり、とても人間らしい生活をしていたなと感じます。
毎日の出来事を、自分の心で捉えて喜怒哀楽で表現しながら消化していた気がします。今の自分は、家族はどうだろうか…。

今がとても楽しいと感じている人も、たくさんいると思います。
一方で、情報に溢れ、常に合理性や効率を求められる毎日に、疲れや息苦しさを感じている人も多いのではないでしょうか。
そんな人の心を刺激して、五感でエネルギーを感じ、人間らしく笑いあえる場をつくりたい。「今の日本人は笑顔か?」という言葉をきっかけに、BESS MAGMAで打ち出す言葉や、場の表現の方向性がはっきりと見えた気がします。

BESS MAGMAのWEBサイトに掲載している言葉をご紹介します。

感性よ、噴火せよ。
人間は、元気ですか?
原始から、いくつもの環境を生き抜き、
いま人間は幸せですか?
あらゆる合理性、スピードを求められる時代でも、
人間の豊かな感性が噴火する。
そんな場をBESS MAGMAは志します。
人間復活。
未来へ、世界へ、暮らしを文化するMAGMAとなり、
あたらしい地殻変動を起こし、
あたらしい暮らしを地平に広げていきます。

最近ちょっと笑顔が減ったかも…と感じたら、ぜひBESS MAGMAへお越しください。きっと肩の力が抜けて、笑顔になってお帰りいただけると思います。


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