BESSの家の根っこにあるものとは?「ダークな人ほどクリーンになれる」という本を作りました。
1986年に創業したBESSは、もうすぐ40年目を迎えます。
<「住む」より「楽しむ」>をスローガンに掲げ、出自のログハウスをはじめとした家々の共通コンセプトは「家は道具」。
そんな一般住宅とは違うこだわりをもつBESSの価値観や創業者が共感した言葉たちを、今回、一冊の本「ダークな人ほどクリーンになれる」にまとめました。
この記事では、この本が生まれた背景やその中身を少しご紹介します!
BESSは40年間、ずっと"創業期"
暮らしの中で薪ストーブを楽しんだり、四角いガルバリウムの外壁の家や、土間やウッドデッキのある家…今でこそ、BESSの家以外でも見られる光景ですが、BESSはそんな家や暮らしを広めるために、市場を開拓してきたという自負があります。
BESSの歴史は創業以来ずっと挑戦の歴史でもありました。
別荘イメージの強いログハウスを住宅として広げてきたり、薪ストーブを木質空間で使えるようにしてきたり、商業用途だった金属板を住宅に採り入れたり…。
楽しい暮らしのために世の中へ働きかけてきた歴史は、おおげさに言えば、この40年間、ずっと創業し続けてきたみたいなもの。
家ってなんだ?暮らしってなんだ?
その背景には「そもそも家とは何なのだろう?」「人が暮らすとはどういうことか?」といった根本的な問いへの、世間の常識すら疑う侃々諤々の議論がありました。
商品開発はもちろん、モデルハウスの設えや、カタログや写真の表現に至るまで、そこにはどんな価値観があり、何を伝えたいのか…とことん探求してきました。
こうしてBESSを創ってきた過程は、自分たちにとっては当たり前ではあるのですが、周囲からは驚かれたり、興味を持ってもらえることも多く、もっともっとBESSをおもしろがってもらえる人を増やしていきたい、BESSが何者なのか一端を知ってもらいたい。そんな思いから、この小冊子は生まれました。
ダークな人ほどクリーンになれる
タイトルは「ダークな人ほどクリーンになれる」。何ともあやしげな言葉ですが、仏教書「歎異抄」の中にある「善人なおもて往生をとぐ いわんや悪人をや」をヒントに生まれました。
人間は矛盾の塊。いい面も悪い面も持っています。その矛盾と向き合いながらも生きていくことが楽しむことにつながるのではないかとBESSは思っています。
生命力あふれる赤味をベースにした表紙には?マーク。
この冊子に選んだ言葉は、創業者である二木がBESSを創ってきた過程で、確かと思えたもの。でも、それは二木自身の思い。
人それぞれ経験も感性も異なり、この中の言葉に対する感じ方はそれぞれです。同じ言葉でも、その人の状況や経験によって感じ方は変わるもの。これは本当なのか疑いながら読んでもらえたらという思いも込めています。
知<好<楽。人生楽しんだもん勝ち。
冊子の中から言葉をひとつ紹介します。
論語の一節にある「これを知る者、これを好む者に如かず。これを好む者、これを楽しむ者に如かず。」これは、BESS創業当初からずっと社内で繰り返されてきた言葉。
ただ知っているだけでは、好きな人にはかなわない。さらには、楽しんで行動している人が一番だという意味です。
この言葉は<「住む」より「楽しむ」>というブランドスローガンにも反映されています。BESSユーザーの皆さんが、この「住む」より「楽しむ」を一番体現されています。
実際に暮らしを楽しまれているユーザーたちを見ると、この言葉は確かだなと思えてきます。
BESSが濃縮された「原液」?!
この小冊子は、40年の歩みの背景にあるものの濃縮版、いわばBESSのスピリッツたる原液みたいなもの。ちょっと度数強めの言葉も含まれていますが、「背中を押してくれるようで嬉しい」「これは面白い」などの声もいただきました。
この「ダークな人ほどクリーンになれる(通称ダーク本)」は、全国のBESSでお渡ししています。
これは!?と直感が働いた方、BESSの背景の一端に触れてみたい方、世の中の常識を疑う感性をお持ちの方、ぜひお近くのBESSへお越しください!お待ちしています。
▼先日BESS MAGMAで収録した「働き方ラジオ」でも、この「ダーク本」について、常務の谷が語っています。ぜひお聴きください!
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