大らかで自然に近い暮らしを求めた「梺ぐらし」【BESSに暮らす人#03】
個性豊かな木の家のBESSの暮らしってどんな感じ?
BESSユーザーの暮らしを紹介する【BESSに暮らす人】
暮らし方や個性はさまざまだけど、BESSユーザーに共通するのは「何気ない今日をおもしろがろうというポジティブなパワー」。そんな生き方や価値観をもっとたくさんの人に知ってもらい、それぞれの”おもしろい未来”ってなんだろう?と考えるきっかけになればと思います。
3回目の今回は、大らかな暮らしを求め、現在G-ログでの「梺ぐらし」を楽しむユーザーKさんをご紹介します。
山。高台。焚火。
それが「梺ぐらし」の条件でした。
ご主人:
山が好きで、八ヶ岳の梺に山小屋みたいな家を建てて暮らせたら最高だろうな。な〜んてことを、若い頃は思っていました。
でも、そんなのは夢物語で、現実は現実。住むことと楽しむことは別なんだと割り切って暮らしていました。
BESSとの出会い
BESSを知ったのは、たまたま見た動画。
こんな家があるのか!と思ってLOGWAYに足を運ぶようになり、段々とBESSなしの人生は考えられないようになっていきました。
BESSの家を建てると決めたものの土地探しは大変でした。せっかくなので場所にもこだわりたかった。
条件は三つ。
まず山が見えること。見晴らしの良い高台。そして焚火ができることです。
ただ、妻も私も会社勤めの身なのであまりに不便すぎるところは困る。ぴったりの場所を探して、県内をあちこち旅しました。
この土地はネットで見たときにはぱっとしなくて、
ほかの候補地を見た帰りに「ここもちょっと見てみるか」という感じで立ち寄りました。
狭い坂道を登ると、あばら屋みたいなのが二軒建っている。「ここはないな」と思いながら坂を登り切ったら、前がパッと開けて、遠くに山並みが見えた。おまけにこの街は陶芸の街。周囲にはたくさんの作家さんの窯があり、いろんな所から煙が上がっている。こりゃ、気兼ねなく焚火もできるぞって(笑)。二人で「もうここだね」「ここしかないよね」と即決。
同じ県内にはいたものの、この街には縁もゆかりもありませんでした。でも、住めば都。車でちょっと走れば自分たちの欲しいものは全部揃いますし、ご近所さんとの距離感も程々で心地良い。
八ヶ岳とまではいきませんが「梺ぐらし」を楽しんでいます。
細かいこと、気にならなくなっちゃった。
奥さん:
新しい暮らしがはじまってもうすぐ二年になりますが、なんだか少しずつ自分の性格が変わってきているように思います。
たとえば、家のなかに時々小石が落ちていることがあって、「なぜ?」と思っていたんですが、夫が裸足で外に出て運んできているんですよね。
最初の頃は「もう、床に傷が付いちゃうじゃない。外に出たらちゃんと足を拭いてから入ってよね」という感じで些細なことも気になっていました。
でも、いまは「ま、いいか」って(笑)。
そもそもBESSの家には外と内との境目があってないようなものですしね。BESSの家とこの土地の暮らしが、私を大らかにしてくれているような気がします。
「住む」より「楽しむ」を、もっともっと。
ご主人:
BESSのキャッチフレーズじゃないけど、ほんと「住む」より「楽しむ」ですよ。暮らし方も変わってきました。以前は必要なものがあったら買うのがあたりまえ。でも、いまは自分でつくったり、直したり、自分の手を動かすことが多くなってきました。
「私は、あなたがいろいろつくり散らかしたものの片付け係よね(笑)」な〜んて言っていた妻も庭づくりに目覚めています。これからはこの家と自分たちの暮らしがもっともっと楽しくなるようにしていきたいですね。私の頭のなかにもう完成予想図はあるんです。
妻に「まったくもう!」って呆れられそうなので内緒にしときますが(笑)。
記事の全編や、他のBESSユーザーの暮らしぶりは、『本人』バックナンバーで。
「住む」より「楽しむ」を実践するBESSユーザーの暮らしや価値観が詰まった冊子『本人』を全国のLOGWAYで配布しています。
上記Kさんのインタビューも『本人』からの抜粋です。他にも各号テーマもいろいろに個性豊かなBESSユーザーの暮らしぶりを紹介しています。
ぜひ、LOGWAYでお手に取ってご覧ください。