住宅メーカー社員の私が、トレーラーの運転を練習する理由
BESSは住宅のブランドです。なのになぜトレーラーを運転!?
今回は、走るログ小屋「IMAGO」を自ら牽引する社員の話です。
クルマ好きの血が騒いだ、走るログ小屋「IMAGO」
こんにちは。わたしは、BESSの宣伝を担当している山本です。
以前noteでも紹介しました、走るログ小屋「IMAGO」(イマーゴ)。
これが発売されたとき、もともとクルマが大好きなわたしは震えました。
「ぜったい引っ張りたい!」「でも免許ない!」「クルマもない!」
IMAGOを公道で走らせるには牽引免許が必要です。
宣伝を担当しているのに撮影で動かしたりできないと役に立たないじゃん!という気持ちもありましたが、何よりも、このワクワクする新商品を、自分の手で運転したい!ということで、急いで教習所を予約しました。
目標はLOGWAYでの「試乗会」。
走るIMAGOは、展示しているだけでは面白くない!ということで、
1月からBESSの暮らし体感の場「LOGWAY」で、試乗会をしよう。
BESSを知らない人も含めて、IMAGOを通してBESSの楽しさを体感してもらおう!そういう企画も準備され、後がない状態でスタート!
いざ、牽引免許取得へ!
こうして、牽引免許の取得に向けた教習所通いが始まりました。
この時期の教習所は、初めて免許を取る大学生たちでごった返しています。「標識が覚えらんねぇ~」「路上まじ緊張するね」など、初々しい会話が飛び交う中、わたしはひとり、大きなトラックの教習車へ。
真新しい普通車の教習車と違って、トラックはいかにも90年代という年季の入った車両です。
おそらく今日はわたし以外誰も乗らなかったであろう、冷え切った車体に乗り込んで、エンジンを掛けます。・・・かからない。
教官がこれでもかというくらいアクセルを踏んで、コース中にエンジン音を響きわたらせて、教習が始まります。
牽引なめてました
昔からクルマが好きで、運転もどちらかというと得意なわたし。
荷台を引っ張ってるだけだから、普通の運転とそう変わらないだろう・・と正直軽く考えていましたが、これがなかなか大変です。
「さ、今日も右バックね」と教官。
全12回の教習は、ほとんどバックの車庫入れの練習です。
牽引のバックは、普通のクルマと違ってハンドルを右に切ったら左に、左に切ったら右にと、荷台が逆に曲がっていきます。車体の長さによって曲がり方のクセも千差万別。これは皆がつまづくポイントだそうで、ご多分に漏れず、わたしもすごく苦戦しました。
いつも同じ場所で車庫入れをしているはずなのに、ぜんぜん入らない。
「卒業検定では、3回以上切り返したらアウトだよ」と聞いていたので、ガチガチに緊張しながらの車庫入れ。最初は何度切り替えしても入らず、嫌になることもしばしば。しかも教習車はマニュアルシフトのトラック。運転技術というより、この車体も独特で、最初は普通に運転するのも大変でした。
(これを読んでいる方で牽引免許を持っている方がいたら、語り合いたい)
いざ、試乗会へ!
そんな苦労もありながら、LOGWAYでの試乗会の3日前、ギリギリで牽引免許を取得しました。動画は、練習でLOGWAYの中を恐る恐る移動する、初牽引の様子です。※IMAGOの扉を閉め忘れているのはご愛嬌。
試乗会では、実際に牽引する様子を見ていただいたほか、
もっと簡単にIMAGOを動かそう!という体験も。
IMAGOが動くと人が集まり、人が笑顔になる
免許を取って、この大きなログ小屋を動かして、分かったこと。
それは、IMAGOの周りには人が集まるし、人が笑顔になる、ということ。
試乗会の場では「すげー!」「おおー!」という声がたくさん。
マスクの下は、皆とても笑顔でした。
「小屋が動く」。これだけで人が集まり、笑顔になる。考えてみたら、こんなに素敵なモノってなかなか無いと思います。
牽引免許を取って、IMAGOを動かすことで出会えた笑顔。これからも増やしていきたいと思います。
まずは全国のLOGWAYに、ぜひ「走るログ小屋」を見にいらしてください!