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この不便さが、愛おしい。自由な発想と愛情で育む暮らし。【BESSに暮らす人#04】

個性豊かな木の家のBESSの暮らしってどんな感じ?
BESSユーザーの暮らしを紹介する【BESSに暮らす人】

暮らし方や個性はさまざまだけど、BESSユーザーに共通するのは「何気ない今日をおもしろがろうというポジティブなパワー」。そんな生き方や価値観をもっとたくさんの人に知ってもらい、それぞれの”おもしろい未来”ってなんだろう?と考えるきっかけになればと思います。

4回目の今回は、自由な発想と愛情で、自分たちらしい暮らしを育むWONDER DEVICEユーザー、Sさん夫妻をご紹介します。

【お話を伺ったBESSユーザー】
Sさんご夫妻 福岡県在住/WONDER DEVICE
実家がモーターショップの旦那さんと、築100年以上の日本家屋で育った奥さん。 
縁もゆかりもない土地に暮らすお二人の、てまひまが紡ぐご縁をご紹介します。
※インタビュー内容は、2021年12月時点のものです。

完璧なんてつまらない。

ご主人:
子どもの頃は、実家の裏山や近くの川で遊ぶのが大好きでした。そんな原体験があるので、暮らすなら窓から四季の見えるところがいいなと思っていました。

田園風景の中に建つS邸。
前はいちじく畑だったという場所は、一目見て気に入ったという。

BESSとの出会い

ご主人:
BESSに住んでいる友人がいて、遊びに行ったんです。
冬の寒い日、凍えながら家に入ったら薪ストーブがあって、 友人が火を入れてくれた。うわ、 めっちゃいいじゃんと思って。
もう薪ストーブなしの家は考えられなくなった(笑)
BESSの暮らしを一緒に感じて欲しくて、奥さんを連れてLOGWAYに行きましたが、反応は芳しくなく…

奥さん:
やれ薪を焚けとか、壁を塗れとか。こんな便利な時代に、なぜわざわざ不便な家に住む必要があるの?というのが、 正直な気持ちでした。
BESSを諦めさせるために、彼を連れ立って最新設備の往宅が建ち並ぶハウスメーカーの展示場を回りました。
「便利に、快適に。」そう思ってたくさん の家を見ましたが、謳い文句が違うだけで全部同じに見えた。考えてみれば、私の実家も古い日本家屋で、兄姉たちと一緒に伸び伸びと育つことができた。
せっかく日本にいるんだから木の家に住もうって気持ちが定まりました。もちろんこの家は手がかかります。でも、いまは面倒くさいことを楽しめるようになりました。

流木をそのまま活かしたインテリア、ひいおばあちゃんの嫁入り道具だった和箪笥など、
いろんなものがミックスされた室内は、なんとも居心地の良いテイストに仕立てられている。
奥さん作。アートも自由に直感で。

食べることは生きること。

不思議な温もりに包まれたS邸のなかでも、とくに目を引くのはキッチン。「食べることは、生きることですから」と、奥さん。

奥さん:
ワンダーデバイスを選んだのも、キッチンが暮らしの真ん中にあるように感じたからです。道具はいろいろ揃えていますが、特別なことはしていません。この土地をしっかりと感じて旬のものを仕込み、自然に感謝しながら味わっています。
料理はレシピには頼らず、ほとんどが直感。生ものでも一回食べてみて、匂いや臭みを確かめてから味付けや調理方法を考える。
プロの人から見たら相当おかしなことをしていると思います。でも身体に良くて、大切な人に美味しいって言ってもらえたらそれでいいんです。

ずらり並んだ調理道具を見ているだけで、わくわくしてくるS邸のキッチン。
ご近所さんから「使ってみて」と譲り受けたものもある。

いただいたご縁を広げていきたい。

二人が縁もゆかりもない土地に越してきてまだ3年。
でも、S邸はまるで昔からそこにあるように馴染んでいる。見守る近所の人たちの目も温かい。玄関にはよく野菜や果物が置いてある。

奥さん:
包み方を見て、これはあそこのお家からだってわかるようになりました。薪ストーブの焚きつけに使ってねと言って、かまぼこの板を集めてくれるおばあちゃんもいるんですよ(笑)

いただいた食材は、 手を加えてお返しするようにしているそう。果物をいただいたらジャム、卵をいただいたら蒸しパン。美味しさの物々交換である。

ご主人のおばあちゃん直伝のらっきょう漬け。
いい感じに出来上がったらさっそく近所におすそ分け。

BESSユーザーとの縁

奥さん:
自分たちの暮らしぶりをSNSやBESSの交流サイトで発信するようになると、 近くに住むBESS仲間たちから「遊びに行ってもいいですか」と連絡がくるようになりました。もちろん大歓迎。

ご主人:
仲良くなった人たちとは、自分の実家の裏山で一緒に薪集めもします。
無事収穫を終えたら、自宅で打ち上げ。多いときには、 五、 六家族が集ま ります。
食べて、飲んで、冷えてきたら焚火もする。昼からはじめて日付が変わることもありますよ。私は奥さんや子どもたちの手を借りながら、ずっと料理を作っています。揚げて、焼いて、煮て。皿を運んで、洗って、また出して。ほんと筋肉痛になっちゃうくらい(笑)。でも、この年齢になって新しいお友だちが増えるってなかなかないと思う。ありがたいご縁をいただいたなぁって思いますね。

この家でやりたいこと

いろんな人たちとの交流のなかで、奥さんは自分のやりたいことが見えてきたという。

奥さん:
この家を使って、職人さんが真心を込めてつくったものたちと、それを大切に扱ってくれる人たちをつないでいきたいと思っています。
職人さんが想いを込めてつくったものを置くと、家に魂が宿る 。」趣味で古美術を扱っていた父は、いつもそんなふうに話していました。母からも、「1枚の紙から木こりの姿が見えるようになりなさい。」って言われたことを思い出します。
ただものを置いて販売するだけでなく、背景にある物語も含めて丁寧にお話しをしたい。だから、ネットじゃだめなんです。

手から手へ。それでこそ想いは伝わる。

記事の全編や、他のBESSユーザーの暮らしぶりは、『本人』バックナンバーで。

「住む」より「楽しむ」を実践するBESSユーザーの暮らしや価値観が詰まった冊子『本人』を全国のLOGWAYで配布しています。
上記Sさんのインタビューも『本人』第6号からの抜粋です。他にも各号テーマもいろいろに個性豊かなBESSユーザーの暮らしぶりを紹介しています。
ぜひ、LOGWAYでお手に取ってご覧ください。

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