マガジンのカバー画像

BESSブランドストーリー

35
BESSのコンセプトやマーケティング、商品開発秘話などブランドにまつわるエピソードをお届けします。
運営しているクリエイター

#家づくりのヒント

「まぬけ」のビジュアルはこうして生まれた。イラストレーター杉山巧さんインタビュー【商品開発秘話】

先日のnoteでもご紹介したBESSの新ブランドビジュアルと、新商品「間貫けのハコ」のパンフレットイラスト。 生命力や強さを感じさせる、BESSの新たなブランド発信にふさわしい、とても素敵なイラストたちは、イラストレーターの杉山巧さんに手がけていただいたものです。 BESSが新たに発信する「まぬけ」というメッセージにふさわしい表現はどんなものか…検討する中で巡り合ったのが杉山さんでした。 今回のnoteでは杉山さんに絵を描き始めたきっかけから、今回のイラストに込めた思いま

なぜBESSは新商品に「まぬけ」と名付けたのか?【開発コンセプト秘話】

こちらのnoteでもご紹介したBESSの新商品「間貫けのハコ」。 プレス発表や広告,SNSでの発信をする中で、続々と様々な反応をいただいています! 「縁側のある暮らし、いいですね!」 「うろこの外観、かわいい!」 「まぬけとは、BESS、そうきたか!」  特に反応があるのは、やはり「間貫け」というネーミング。 「家に"まぬけ”って、どうなの??」 「本当にこの名前で行くんですか…?」 社内でも賛否両論ありましたが、今回のnoteでは、新商品「間貫けのハコ」の「間貫け」の部

目指したのは"縁側みたいな家”。新商品「 間貫けのハコ」誕生!

このたび、新商品「三角WONDER 間貫けのハコ」が誕生しました! マがあって、ヌケがある。そんなBESSの新商品をご紹介します。 今の世の中、必要なのは「マ」や「ヌケ」では?商品を通して、世の中に発信したいメッセージは何か?提案したい暮らしは何か?BESSの商品開発は、いつもここからスタートします。 AI化や情報化が目まぐるしく進み、息もつけない社会。 そこには、余裕や、おおらかさが足りないのでは? 今、世の中に必要なのは「マ(間)」や「ヌケ(抜け)」なのではないか?

クライアントだけどがっつり働く、撮影現場の裏側をご紹介【BESSの家】

「えっ…クライアントなのに…ここまではたらくの…?」 私がBESSの撮影に初めて参加したときの感想です。 前回の記事でご紹介したBESS春夏フェア「はみだせ!くらし」。 今回の記事では、普段お見せすることのない撮影現場の裏側をご紹介したいと思います!DIYの参考になるかも!? 私は広告代理店→デザインプロダクションを経てBESSに入社しました。 クライアント企業の撮影も経験してきましたが、私の中での「撮影におけるクライアント」のイメージといえば、 『撮影されたカットをチ

こんな暮らしが似合うのは、BESSだけじゃないかと本気で思ってます。春夏フェア「はみだせ!くらし」の話

暮らしという文脈の中で「はみだす」ってあんまり聞きませんよね… ですが、これぞBESSの暮らしの価値観を存分に示す言葉! 今回は、この春夏にBESSが行うプロモーション「はみだせ!くらし」について書きたいと思います。 暮らしに「こうでなきゃいけない」はない!BESSの家や暮らしがもつ遊びごころやユーモア…そんな暮らしの価値観を、LOGWAYを訪れてくださる人たちと一緒になって共有し、盛り上がりたい!と、これまでも様々なテーマでプロモーションを行ってきました。そして今回選んだ

賃貸vs持ち家論争にそっと添えたい「資産価値より、活用価値」という考え方

住宅業界において永遠に決着しない議論のひとつといっても過言ではない「賃貸か持ち家か?」論争。 それぞれのメリットデメリット、金銭的にどちらが得か?のシミュレーション…プロでも意見の分かれるテーマです。散々語りつくされてきた感はありますが、正直「結局は個人の価値観による」でしかないのかな、とも思います。 「固定資産という安心が欲しいかどうか」 「メンテナンスが自分でできるかどうか」 「ローンを背負うか背負わないか」 どれも大事な判断項目のひとつであることは間違いないのですが、

家は「子どもが主役」であるべき?‟家の役目”について考えてみました。

「子育てしやすい家」「子どもにやさしい家づくり」「子どもが喜ぶ家!」 子どもの成長とともに家づくりを考え始める人も多く、こういった言葉をよく見かけます。我が家も2人の子育て真っ最中なので、興味をそそられます。…しかしふとした疑問。 子育てに「良い」家って、結局のところ、何が「良い」なんだろう?? 今回のnoteでは、『家と子どもの関係』について掘り下げてみたいと思います。 昔の家には「子ども部屋」はなかった?日本の住宅に「子ども部屋」という考え方が定着したのは、高度経済成長

「間取り」に対する固定観念をとっぱらってみよう!という話

もし、あなたが今新しい家に暮らすなら、どんな間取りにしますか? 「リモートワークでも集中できる、書斎が欲しい」 「将来、子どもは3人欲しいから、子どもの分だけ個室は必要かな」 「両親や友人が泊りにきたときの客間もあったほうが…」 夫婦二人なら2LDK、4人家族なら3LDKは欲しい…ついつい、「〇LDK」という『個室の数』で考えがちかな、と自分も含めて思います。 『いい間取り』『間取りのセオリー』に関する本もたくさんありますよね。 でも、それが果たして自分にとって、家族にとっ

‟じぶん色”の暮らしを楽しみたい人へ。新発売のG-LOG「コルリ」をご紹介!

BESSの中でも人気のG-LOGから、新モデルが登場しました! その名も「コルリ」。 G-LOGのモデル名にはすべて鳥の名前が付けられていますが、今回の新モデルは鮮やかな瑠璃色の小さな野鳥「コルリ」から、『毎日の暮らしが鮮やかに楽しく彩られるように』という願いを込めて名付けました。 以前のnote記事でもご紹介したG-LOGの魅力であるおおらかな三角屋根や、超ベランダ空間「NIDO」とロフトの開放的なつながりはそのままに、暮らしにワクワク感と彩りを添えるキッチン空間が魅力の

とことん自由な暮らしを考えた新商品、ワンダーデバイス特別モデル誕生!

BESSの家の人気シリーズ、WONDER DEVICE(ワンダーデバイス)から、特別モデルを期間限定で新発売します!この新モデルのテーマは「STAGE&STORAGE」。 今回は、このモデルに込めた思いについて書きたいと思います。 「withコロナ」で、暮らし方に変化が??家や暮らしを考えるとき、空間をどう使うか?をまず考えますよね。 「キッチンからの導線はこうだな」 「家族がくつろぐ場所はここ」 考えて考え抜いて、「これだ!」とレイアウトをしても、家族や環境の変化で、暮

BESSの平小屋『栖ログ』実物初公開!8/21(日)全国のLOGWAYでお披露目イベントを開催します!

いよいよ実物モデルが完成!全国初となる「栖ログ」の実物モデル( L 60 )が、間もなくBESSつくばに完成します! お披露目イベントに先駆けて、完成間近の実物写真を、すこ~しだけお見せします。 残念ながらnoteでお見せできるのはここまで! 気になる全貌は、8/21(日)開催の「栖ログ」お披露目イベントにて公開いたします! 「栖ログ」お披露目イベントって?「栖ログ」実物モデルの紹介映像や、BESSチーフデザイナー特別インタビューのオンライン配信、VR体験など、1日を通し

‟「最後は、ふたり」がキーワードでした”【栖ログ開発社員が語る・後編】

BESSの新商品、「栖ログ」の開発秘話をお届けする社員インタビュー。 後編では、「栖ログ」の住人像や、暮らしのイメージを、暮らし表現を担当した樋口が語ります。 ▼前編・建物開発の裏話はこちら 「2人」という家族の単位をとことん考えたーBESSでは毎回、シリーズごとに住人を想定し、その住人の価値観を暮らしの設えに落とし込んでいます。今回、住人像をイメージする上でどんなことを意識しましたか? 樋口:一般的には結婚や子どもの成長といった家族の変化が家を建てるきっかけになること

‟5歩も歩けばもう外(笑)そのサイズ感が良い”【栖ログ開発社員が語る・前編】

BESSの建物や暮らしを生み出しているのは、一体どんな人たち? 商品開発を手がけた社員に、栖ログの開発秘話をインタビュー! 前編は、「栖ログ」という建物がどのように形づくられていったのか、を中心に、建物開発担当・秋本のインタビューをお届けします。 新カテゴリー「平小屋」ログ開発はこうしてはじまったー栖ログは「BESSの平小屋」と掲げ、「小屋で暮らす」という新たな提案の商品です。どんなきっかけで、開発がスタートしたのでしょう? 秋本:実は以前から、『BESSで平屋はないの

羽をもった自由人のあなたへ。BESSの平小屋「栖ログ」誕生!

このたび、新商品「栖ログ」が誕生しました! 栖(すみか)とは、鳥の巣の意味。 大空を飛ぶ鳥のように自由で、軽やかな暮らしのための「栖」。 「平屋」で「小屋」で、「平小屋(ひらこや)」。 そんなキーワードとともに、BESSの新商品をご紹介します。 BESSにとっての「家」とはBESSでは、ログハウスをはじめ、自然材をふんだんに使った個性豊かな木の家で、手間や工夫をおもしろがる暮らしを提案しています。 BESSが考える家の原点は、原っぱに天幕。 「豪華な家でなくとも、雨風がしの