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BESSブランドストーリー

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BESSのコンセプトやマーケティング、商品開発秘話などブランドにまつわるエピソードをお届けします。
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「まぬけ」のビジュアルはこうして生まれた。イラストレーター杉山巧さんインタビュー【商品開発秘話】

先日のnoteでもご紹介したBESSの新ブランドビジュアルと、新商品「間貫けのハコ」のパンフレットイラスト。 生命力や強さを感じさせる、BESSの新たなブランド発信にふさわしい、とても素敵なイラストたちは、イラストレーターの杉山巧さんに手がけていただいたものです。 BESSが新たに発信する「まぬけ」というメッセージにふさわしい表現はどんなものか…検討する中で巡り合ったのが杉山さんでした。 今回のnoteでは杉山さんに絵を描き始めたきっかけから、今回のイラストに込めた思いま

目指したのは"縁側みたいな家”。新商品「 間貫けのハコ」誕生!

このたび、新商品「三角WONDER 間貫けのハコ」が誕生しました! マがあって、ヌケがある。そんなBESSの新商品をご紹介します。 今の世の中、必要なのは「マ」や「ヌケ」では?商品を通して、世の中に発信したいメッセージは何か?提案したい暮らしは何か?BESSの商品開発は、いつもここからスタートします。 AI化や情報化が目まぐるしく進み、息もつけない社会。 そこには、余裕や、おおらかさが足りないのでは? 今、世の中に必要なのは「マ(間)」や「ヌケ(抜け)」なのではないか?

「まぬけは、愛だ。」BESSの新たなブランドメッセージ、公開しました。

本日、BESS公式サイトにて、新たなブランドメッセージとビジュアルを公開しました。 この秋、BESSがブランドのまんなかに据える言葉は、「まぬけ」です。 なぜ、「まぬけ」? そこには、今の時代に対する、BESSの思いがあります。 AI化が進み、たくさんの情報に囲まれる毎日。 どんどん世の中は便利になっていくけれど、一方で息苦しさや窮屈さを感じたり、こころの余裕がなくなっていたりしやしないだろうか? もともと、人間は身体的で不完全で、不器用な存在のはず。 BESSは、こん

クライアントだけどがっつり働く、撮影現場の裏側をご紹介【BESSの家】

「えっ…クライアントなのに…ここまではたらくの…?」 私がBESSの撮影に初めて参加したときの感想です。 前回の記事でご紹介したBESS春夏フェア「はみだせ!くらし」。 今回の記事では、普段お見せすることのない撮影現場の裏側をご紹介したいと思います!DIYの参考になるかも!? 私は広告代理店→デザインプロダクションを経てBESSに入社しました。 クライアント企業の撮影も経験してきましたが、私の中での「撮影におけるクライアント」のイメージといえば、 『撮影されたカットをチ

家を買ったら恐竜がもらえる?!‟オマケも文化”な「BESSガジェット」の話。

「オマケ」って、なんだかワクワクする響きですよね。 (ちなみに私は「グリコのオマケ」や「セボンスター」世代です) 実はBESSでも、家を買ったらもらえる「オマケ」があるんです! 今回は、そんな「BESSガジェット」についてご紹介します。  BESSガジェットは、家具や雑貨など、BESSの暮らしを彩るアイテムたち。 BESSの家々に似合う家具や雑貨をセレクトしたり、ここでしか手に入らないオリジナルアイテムを開発しています。 BESSの家々は、独自のコンセプトをもった個性的

賃貸vs持ち家論争にそっと添えたい「資産価値より、活用価値」という考え方

住宅業界において永遠に決着しない議論のひとつといっても過言ではない「賃貸か持ち家か?」論争。 それぞれのメリットデメリット、金銭的にどちらが得か?のシミュレーション…プロでも意見の分かれるテーマです。散々語りつくされてきた感はありますが、正直「結局は個人の価値観による」でしかないのかな、とも思います。 「固定資産という安心が欲しいかどうか」 「メンテナンスが自分でできるかどうか」 「ローンを背負うか背負わないか」 どれも大事な判断項目のひとつであることは間違いないのですが、

‟じぶん色”の暮らしを楽しみたい人へ。新発売のG-LOG「コルリ」をご紹介!

BESSの中でも人気のG-LOGから、新モデルが登場しました! その名も「コルリ」。 G-LOGのモデル名にはすべて鳥の名前が付けられていますが、今回の新モデルは鮮やかな瑠璃色の小さな野鳥「コルリ」から、『毎日の暮らしが鮮やかに楽しく彩られるように』という願いを込めて名付けました。 以前のnote記事でもご紹介したG-LOGの魅力であるおおらかな三角屋根や、超ベランダ空間「NIDO」とロフトの開放的なつながりはそのままに、暮らしにワクワク感と彩りを添えるキッチン空間が魅力の

この家は「挑む装置」。BESSの四角い家、ワンダーデバイス裏話

『普通の住宅では飽き足らない、1%の人たちのための装置。』 これは、2004年に発売したWONDER DEVICE(ワンダーデバイス)の広告コピーです。 今回はBESSの代表商品のひとつ、ワンダーデバイスの裏話をお届けします! 合言葉は『どこにもない発想の家をつくろう』 今から約20年前、商品開発がスタートし、まず浮かび上がってきたのが、 「なんでもありのワンボックス」というフレーズでした。 ただの四角い箱ではない、暮らしを楽しむための「装置」。 「ワンダーな毎日を創り

『人間は元気ですか?』代官山・ BESS MAGMAから発信したいコト

「戦後、日本は急速に経済が発展し、人々の生活は昔に比べてずっと豊かになった。では、それで日本人の笑顔は増えたのだろうか?」 代官山にある「BESS MAGMA」の開設検討会議で、社長の二木がメンバーに投げかけた一言です。 代官山の‟ BESS総本山”のリニューアルプロジェクト 2018年の終わりごろ、20年以上前から代官山の地にあったBESSの単独展示場「代官山 BESSスクエア」を大改修しようという話が持ち上がりました。 これまでBESSがやってきたことや、私たちが大事

家がつないだ縁。BESS初の所属アスリートが誕生した話

2022年4月1日。BESS史上初、所属アスリートが誕生しました。この写真は、LOGWAYで行われた記者会見の様子です。 実はこの背景には、BESSの家が繋いでくれたご縁があったんです。 実は永田さん、このようなすごい経歴を持つアスリートでありながら BESSのユーザー、しかもLOGWAYコーチャーでもあるんです! なんで、アスリートがBESSに!? 永田さんのBESSとの出会いは、ひょんなきっかけでした。 永田さんのいつものトレーニングコースに、LOGWAY BESS

拝啓、樋口一葉さま。あなたの名前を付けたログハウス「G-LOGなつ」の話

「おでこのきれいな女性(ひと)がいました。」 BESSのログハウス、「G-LOG(ジーログ)なつ」のキャッチコピーは、こんなフレーズから始まります。 今回は、私がBESSの家々の中で一番好きなシリーズである、「G-LOG なつ」について、『どうして建物に人の名前をつけたのか?』という裏話をお届けします。 まずはG-LOGのご紹介から。 日本の「軒下文化」から着想を得た‟超ベランダ空間” G-LOGは、力強く空に伸びるシャープな「ヤジリ屋根」が特徴のログハウス。そのいち

「程々の家」は、れっきとした商品名。「程々」を少しだけ紐解きます。

今回は、BESSの旗艦商品である「程々の家」を筆頭に、暮らしの価値観として大切にしてきた「程々」に込めた思いをご紹介します。 『この広告に載っている「程々の家」をください。』 これは、「程々の家」発売当初、広告が載った雑誌を握りしめて、LOGWAYにやってきた男性が開口一番に発した言葉です。 話を聞くと、「程々の家」というネーミングに心が揺さぶられたとか。 そこには、数行の文章と、外観写真が一点のみ。何千万円もの家に、「程々」という名前をつけるなんて、どんな商品、どんなブ

「住む」より「楽しむ」家って??ブランドスローガン誕生秘話

「暮らしを楽しもう!」…だけじゃない。 今日は、BESSのブランドスローガン、 〈「住む」より「楽しむ」BESSの家〉 に込めた思いをご紹介します。 BESSの前身、「ビッグフット」の話。 まずはブランド名の由来からお話したいと思います。 1986年、ログハウス事業をスタートしたときには、「ビッグフット」というブランド名でした。 きっかけは、知人が別荘を建てるとのことで、輸入を手伝い一緒に組み上げたログハウス。無骨だけれどあたたかいその姿に未来への予感を感じ、心躍った創

BESSのモデルハウスには住人がいる!?知るとさらに楽しい、暮らし体験の裏側

BESSの暮らしを体感する場所、LOGWAY。そこに建つ家々も、一般的な「モデルハウス」とは違った設えを意識しています。今回は、そんな「LOGWAYの暮らしの設え」について、担当者がご紹介します。 以前の記事で、「BESSが ”住宅展示場” ではなく ”LOGWAY”と名乗るワケ」をご紹介しました。BESSにとって、家は面白く生きるための道具。住む人が持つ価値観や日常の積み重ねで、家が出来上がっていくと考えています。LOGWAYも、ピカピカで便利な最新設備やお洒落なインテリ